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By Hiroyuki Toyokawa on 2015.04.14

バルーンで笑顔を拡散 バルーンアーティスト・KAORI

「サプライズを仕掛けて、人に喜んでもらえる事がことが好き。思いもよらない事を起こしたい!私にとってバルーンはそのためのツールだった。」
—バルーンとの出会いと起業までのきっかけは?

20歳くらいの時に、友達へのバースデーサプライズの為に、些細なきっかけで やってみたバルーン装飾でした。

いざ、やってみたらあまりの可愛さにバルーンの魅力を実感しました。 作る事に対して楽しみが湧く性格と相まって、バルーンの魅力にどんどんはまっていったんです。

当時、勤めていたサプライズを扱う会社でもバルーンを担当していたけど、バルーンの仕事だけでやっていくなんて全く考えていなかったんです。ただ楽しむ為の、人に喜んでもらう為だけのツールだったから。

その後、バルーン屋を立ち上げたいという社長の相談に対して、バルーンを仕事として扱っていく事に驚いたけど、自分の中で「私はこれだ!」と思って取り組んでいったんです。

でも、しばらくすると社長と自分が思い描くバルーン屋のイメージの違いに違和感を覚えて。。すでに自分の中でバルーンに対しての自我が生まれ、どんどん思いが強くなっていって、社長と意見が噛み合わない部分が多くなってしまったんです。

その結果、リスクを負ってでも「自分のやりたい様に、やりたい事をやりたい」と思い、その会社を退社することにしました。

バルーンと出会って、自分がサプライズを仕掛けて、人に喜んでもらえる事が好きなんだなって。その人にとって、思いもよらない事を起こさせる。その為のツールがバルーンだったんだって思いました。

その後、独立に向けて準備を進めて、去年の9月にバルーンショップの 「Balloon Trip」をオープンする事ができました。

 

 DEF_6439 スマートオブジェクト-1

 

「バルーンはすごく表情が豊かで、合わせられないシーンがないくらい色々な場所に合わせられことができる。」

—Balloon Tripにとってのクライアント、お客さんは?

現在は通信販売もやっているので、一般の方からの依頼もあります。 お子さんがいる家庭からとか、恋人にプレゼントする為だったりとか。

また、企業様からの依頼もあります。例えば化粧品メーカーの新商品発表のブースの装飾だったり、イベント関連の装飾は多いですね。

好きな色とか、かわいい、格好いい、エレガントな雰囲気とか。ある程度要望を聞いて、あとはセンスで装飾をしていく感じですね。

バルーンはすごく表情が豊かで、合わせられないシーンがないくらい色々な場所に合わせられることができるので、どんな場所でも対応出来るんです。

 

 

「おばあちゃんが居る老人ホーム、そこは無駄なものがない、すごく寂しい空間だった。」

—今月、廃校で行われるフェスのバルーン装飾をやるようですが、このフェスに掛ける思いや、このプロジェクトをやろうと思った経緯は?

私のおばあちゃんが老人ホームにいるんですけど、そこは無駄なものがなくて、すごく寂しい空間に感じたんです。

以前から、バルーンがある場所には笑顔が集まると感じていることもあって、この空間をもっと人が来たくなる様な空間にできるんじゃないかと思う事があったんです。

何かしらの理由があって手放さなければいけなくなった場所、今は使われなくなった場所、誰かの思いがある場所、使えなくなってしまった場所、元気が無くなってしまった場所、殺風景な場所。

そんな場所をバルーンで人の笑顔が集まる場所にできるんじゃないかと思ってたんです。

そんな思いを色んな人に話をしていたら、この廃校フェスのプロジェクトを、たまたま見掛けました。このフェスのスタッフがボランティアで参加していたり、 何よりも街を元気にしたいという思いで参加しているのを知って、自分の思いと共通している部分があると感じて、参加しようと思ったんです。

でも、このフェスでやりたい事を考えていくうちに障害になってきたのは、やはり資金面の事でした。。

 

 

「バルーンを使って笑顔を拡散させたい。バルーンというアイデアがまだ 根付いていないから、バルーンの魅力を体験して感じて欲しい。廃校フェスではそれを実現させていきたい」

バルーンを膨らませるヘリウムガスが年々高騰していたり、バルーンのそのものの費用だったり、装飾を手伝ってくれるスタッフの人件費をどうしようかなと悩んだ時に、クラウドファンディングが思い浮かび、これを機に挑戦してみようと思いました。

バルーンを使って、もっともっと笑顔を拡散させたい。バルーンというアイデア がまだ根付いていないから、バルーンの魅力を体験して感じて欲しい。その場を作って、みんなに体感して欲しいんです。廃校フェスではそれを実現させていきたいんです。

(「バルーンで廃校再生プロジェクト」 http://cheersfunding.jp/projects/view/119

 

 

「バルーンは落ち葉と同じ速度で分解され、土に還っていく。環境保全についてのバルーンの正しい知識も浸透させていきたい。」

—ゴムで出来ているバルーンは、環境的にあまり良くないというイメージがあると思うんですが?

それは確かにあると思いますね。

例えば、結婚式などで行われるバルーンリリースの風船が、やがて海に落ちて、 動物がそれを食べて喉をつまらせてしまうんじゃないかとか。バルーンが色んな所に落ちて環境汚染につながるんじゃないかとか。 そう思ってる人はすごく多いと思います。

でも実際は全く違うんです。リリースされた風船がゴミとして落ちている事を見たことないですよね? 普段使われているバルーンは、100%天然素材から作られているものなので、やがて自然界に還るものなんです。

研究によれば、バルーンは落ち葉と同じ速度で分解され、土に還っていくんですよ。

偏ったイメージなだけであって、実際は環境汚染や動物への被害などは全くないんですよ。

だから、バルーンの魅力と併せて環境保全についての正しい知識も浸透させていきたいと思ってるんです。間違った認識で、環境に良くないから子供にもあまりプレゼントしたくないって思われてしまったらすごく悲しいことだから。

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「今は海外の輸入に頼っているバルーン素材を、将来的には素材から国内で生産し、海外へ届けていきたい。将来は、近所で有名なバルーンおばさんになりたい。」
—Balloon Tripのビジョンは?

現在、バルーンはほぼ輸入しているものばかりなんです。 輸入された素材を組み合わせて作っていくのが主なのですが、ゆくゆくはバルーン自体を自分で作りたい。

Balloon Tripというブランドを作って、海外の輸入に頼っているバルーン素材を、国内で生産して海外へ届けていきたいと思ってるん です。 自分のブランドを立ち上げて、自分でデザインして、もっとオリジナル性のあるものを作って発信していきたいなと思ってますね。

バルーンを何歳までやるかは、正直考えてはいないんですけど。  出来ることならおばあちゃんになっても、風船を膨らませて、近所の子供達にプレゼントしていたいですね。

近所で有名なバルーンおばさんになってたいですね。

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「バルーンで廃校再生プロジェクト」 http://cheersfunding.jp/projects/view/119

「ごえん分校フェスティバル」 http://goen-bunko.com/fes2015/

 

『企画・構成』 小宮山薫

『写真・文』 豊川裕之

豊川 裕之

東京写真学園卒。 写真を撮りながら7ヶ月で25カ国を周り世界一周。 ふとした瞬間や仕草、バランスなど、自分自身の感覚で切り取れるツールが自分にとっての写真であり、魅力だと感じます。 現在はフリーアシスタント・フリーカメラマンとして活動。

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