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By Takehiko TSUBAKINO/FISH NUDIST on 2015.05.09

鰆sawara 春が終わる前に =Fish Nude #11=

もう初夏ですが、春が終わる前に鰆<サワラ>を紹介しておきましょう。

おサワラBarというものがあってもいいくらい、私のお気に入りです。

 

<3枚をサッと置く。手前の刺身が、奥にチョットもたれかかるSexy>

 

Photo Credit: Takehiko Tsubakino

Photo Credit: Takehiko Tsubakino

 

これは腹側の身なので、皮が銀色です。そこにちょっと切れ目を入れています。これは料理の上では醤油をつけやすくするためですが、sashimi写真においては圧倒的にチラリズムです。肉がチラッと。

 

サワラは多分、たぶんですよ、大きさと形が絶妙なんでしょうね。アジより大きくて、ブリより細くて、鮪ほど赤くなくて、カジキほど白くない。総合しますと、薄ピンクで脂がノッているのです。

 

皆様は魚の大きさや形を気にされたことがありますでしょうか。最近は魚を一匹買うことは中々無いですよね。太い魚、細い魚。丸い。平べったい。筋肉多い少ない、赤身白身。マグロだと真っ赤。平目だと真っ白(透明)。だからサワラみたいに薄ピンクのポジションを取るのもけっこう大変だということですよ。笑

 

<お正月早々、サワラにからみつく糸昆布>

 

Photo Credit: Takehiko Tsubakino

Photo Credit: Takehiko Tsubakino

 

また時期が戻ってしまって正月明けです。この頃、細く切った昆布をsashimiに添えるのに凝ってたんです。これを『みだれ髪』と呼んでます。この昆布は濡れすぎてもいけない、渇いてもいけない、生きて御sashimiを這うように置きます。薄桃の刺身に褐色の昆布が纏わりついて、撮ってると頭が震えます。それに正月を過ぎて未練がましく残ったカズノコをそっと添えました。

 

通常刺身では魚以外はツマ、といって、大根の細切りとかですね、完全脇役なのですが、この昆布は共演者なんです。

 

 

Photo Credit: Takehiko Tsubakino

Photo Credit: Takehiko Tsubakino

 

サワラの3枚sashimiも、みだれ髪やってました 笑。

 

<つづく>

椿野武彦/FISH NUDIST

書道家として日本語・中国語の書を修めた後、トルコへ2年間のカリグラフィー留学へと向かう。現地では、アラビア語の書を学ぶ日本人として注目を集めたが、留学期間終了に伴い日本へ帰国。 現在は、魚への愛が高じ、写真家としての活動も活発に行なっている。彼の撮るSASHIMIは、既に欧米のメディアを通じて世界へ発信されているが、当メディアでは、彼の作品だけではなく、「魚の最も美しい姿を撮っていきたい」という彼の想い、"魚のエロ本 Fish Nude"と独特の世界観、表現で語られる世界をお楽しみいただきたい。 (編集による紹介)

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