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By Takehiko TSUBAKINO/FISH NUDIST on 2015.06.06

〈sashimi〉と〈刺身〉 =Fish Nude #15=

sashimi、はfish nudeを意識した刺身であり、魚の肉体の露出です。一方、刺身、は料理としての刺身です。

 

sashimiはとにかく肉体の艶を見せることに集中し、敢えて整然と並べなかったり、撮影時刻を気にしたりしています。

 

整然と並べることで見る人の意識は全体のデザインに気を取られ、sashimiそれ自体から逸れてしまいますし、普通は刺身は晩御飯に食べられることが多いですが、私の撮影は専ら朝、夕方が多いのです。すべては食べるためではなく、sashimiのいい表情を撮るためです。

 

実際料理となると、大根のケン、大葉、ワサビに紅たで、菊花とお決まりのセットがあり、原価を念頭においたカット、お客様に満足感を届けるための刺身三種、さらには五種盛と、バリエーションも必要です。しかしsashimiでは、大抵の場合、魚は一種のみ。

 

ただ共通点もありまして、よく切れる包丁で切ればおいしく、美しくなりますし、切断面の艶が増します。料理としての刺身の飾り切りが、魚の肉体を色っぽく見せたりと、両者は全然異なるわけでもありません。

 

それもそのはず、魚に限らず料理がおいしく見える、いわゆるシズル感みたいなものは、〈活き活きとした濡れ感〉なので、一流の料理店の料理や寿司は、とにかくエロいです…これはジェラシーですねぇ。うわー正直負けた、マズい、と思うときもあるんですが、余計にまた燃えてきます、だからよく見てます。 お店で思う存分撮らせてもらえたら、それもいいのかもしれませんが、二人っきりじゃないとなかなか素直に撮れないんですよね…御sashimiと私。

 

〈鯛の薄切の重ね握り。スケてクネクネしてるのが作ってみたかったんです〉

 

sushi

Photo Credit: Takehiko Tsubakino

 

これからも艶艶の、胸がキュンとなるsashimiをつくってまいります!

 

<つづく>

 

椿野武彦/FISH NUDIST

書道家として日本語・中国語の書を修めた後、トルコへ2年間のカリグラフィー留学へと向かう。現地では、アラビア語の書を学ぶ日本人として注目を集めたが、留学期間終了に伴い日本へ帰国。 現在は、魚への愛が高じ、写真家としての活動も活発に行なっている。彼の撮るSASHIMIは、既に欧米のメディアを通じて世界へ発信されているが、当メディアでは、彼の作品だけではなく、「魚の最も美しい姿を撮っていきたい」という彼の想い、"魚のエロ本 Fish Nude"と独特の世界観、表現で語られる世界をお楽しみいただきたい。 (編集による紹介)

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