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By Hiroyuki Toyokawa on 2015.12.05

The motion & The moment. #場末感漂う都市

カリブ海の楽園。キューバ。

 

2011年に1度行ったことがあったキューバ。

それからずっと、もう一度行ってみたいと漠然と思っていた。

アメリカとの国交が云々という話もあったり、少しづつ変わっていくキューバをもう一度見ておきたいと思い、キューバへと赴いた。

長時間のフライトの後、到着したゲストハウスには欧米のバックパッカーがわんさか。

そこで酒盛りをしていた欧米人に誘われ、ハバナのクラブへと向かった。。

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場末感漂うクラブ

 

ゲストハウスに宿泊していた一行とハバナで有名なクラブに赴いたものの、あいにく定休日らしく別のクラブに向かった。

薄暗いホールに、幾つかの色で構成されたLEDが心もとなく灯っている。

場末感たっぷりの閑散としたクラブだ。

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地元のハバナっ子が数人、音楽に合わせて体を揺らせている。

バーカウンターでモヒートを注文して、適当に席を見つけ、五感を使って目の前にある状況を感じ取る。

場末感に満ちたホールは、とにかく音がデカい。スピーカーから繰り出される音は、時折金切声の様にも聞こえる。

しばらくすると、ハバナっ娘が寄ってきた。

爆音に晒されたホールでは、何を言っているのか到底聞き取れない。

ただそのハバナっ娘は、嬉しそうに腰をリズムに合わせて揺らしていることは確認出来た。

どうやら「一緒に踊らない?」そんな事を言っているのだろうと解釈する事にした。

モヒートの酔いに任せて、そのハバナっ娘に身を委ねてみる。

ハバナ仕込みのキレのある腰使いは天性のモノだったのかもしれない。。

長時間の飛行機の疲労と、時差ボケと、強めのモヒート。

記憶は必然的に曖昧なものになっていった。

確か、iPhoneで写真を撮った記憶があるのだが、ライブラリーにはその娘の写真はなかった。

音楽とラムとダンスは、キューバを楽しむ上で欠かせないモノだと感じさせられた初日の夜だった。

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ゲストハウスへ帰る頃には、街中はひっそりとしていた。

オレンジ色の街灯にぼんやりと照らされた路地には、野良犬が何か食べ物がないかと

徘徊していた。

野良犬の爪が「シャカシャカ」とアスファルトを掻く音が小さく響いていた。

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続く。

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豊川 裕之

東京写真学園卒。 写真を撮りながら7ヶ月で25カ国を周り世界一周。 ふとした瞬間や仕草、バランスなど、自分自身の感覚で切り取れるツールが自分にとっての写真であり、魅力だと感じます。 現在はフリーアシスタント・フリーカメラマンとして活動。

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