127 ENERGY

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Art

By Hiroyuki Toyokawa on 2016.07.17

The motion & The moment. #繁栄・衰退・蘇生・エナジィ。

 

<絵本の街>

 

夜行バスに乗って到着した次なる場所は”サフランボル”。

黒海沿岸の山々に囲まれた街。

絵本に出てきそうな、オレンジの屋根と白い壁の家々。

 

街を歩けば、ゆったりとした時間のなかで日々を営む光景に、

心が温かくなるような優しい雰囲気に包まれた街だった。

 

地名の”サフランボル”の由来は、かつてこの地がサフランの集積地として発展した歴史によるものだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

<街を包む静かなるエナジィ>

 

絵本の世界に飛び込んだような、のどかな雰囲気に包まれたサフランボル。

テーマパークのような場所にいる感覚にも陥るが、そこには日常を過ごす人たちがいる。

 

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雑貨屋のようなお店を営むオジさんに捕まった。

日本人とわかるやいなや、自分は日本が大好きなんだと言わんばかりに、

日本人の友人からの手紙や写真を延々と、嬉しそうに見せてくれた。

 

写真を撮らせてくれと頼むと、そばにいたお友達もフレームイン。

マイペースで暮らしている様子が伝わってくる。

 

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主食のパンは、カゴにむき出しになって毎日配送されてくる。

 

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街の一角にある乾物屋。

くるみ割り器と大量のくるみ。

 

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かつては、シルクロードへの通過点として栄えたそうだ。

しかし、トルコが近代化へと発展していく過程で衰退してしまった時期があったが、

近年に入ってから古民家などの建造物の修復・保存の努力により、

美しいノスタルジックな街並みが蘇った。

それに伴い1994年、世界遺産に登録されたそうだ。

 

 

 

 

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フォトジェニックな街並みは、婚前写真を撮るロケーションとしてはもってこい。

 

夕暮れ時、ノスタルジックな雰囲気に包まれる頃。

テーブルに向かい合った新郎新婦が着飾った白いドレスが、

西日に照らされて、ほんのりと赤みがかっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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近代化という波に飲み込まれ、消えてしまう大切なものがたくさんある。

歴史とともに発展した場所が、やがて時代の波により取り残されて衰退していく。

 

一時代の繁栄を築いた街には寛容さがある。

その魅力を繋ぎ止めようと人々が動く。

新たな活力が生まれ、そして再び輝き始める。

 

その街を包み込むのは、そこに住まう人たちの愛情。

その愛情という静かなるエナジィは、訪れる人々を優しい雰囲気で迎えてくれる。

 

 

 

豊川 裕之

東京写真学園卒。 写真を撮りながら7ヶ月で25カ国を周り世界一周。 ふとした瞬間や仕草、バランスなど、自分自身の感覚で切り取れるツールが自分にとっての写真であり、魅力だと感じます。 現在はフリーアシスタント・フリーカメラマンとして活動。

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