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By Hiroyuki Toyokawa on 2015.11.06

The motion & The moment. #世界一のビーチ

原始的な一手が効果的

 

世界有数の人口密度を誇るバングラデシュ。

バングラデシュで有数の観光地であるコックスバザールという土地へ。

世界一長い海岸線が売り文句。その長さはなんと125kmにも及ぶ。

聞くところによると、ハネームーンとして訪れるエリアとして抜群の人気を誇るという。バス会社でそんな噂を耳にして、すぐにコックスバザール行きのチケットを買った。

一番人気のあるバス会社のバスは、フロントガラスには大きなヒビが入っていて、冷房はもれなく極寒設定だ。

これくらいのコンディションは、バングラデシュにおいてはデフォルトだった。

極寒の車中泊。

割り当てられた座席の冷房吹き出し口は、破損していて開閉の機能が剥奪されていた。とめどなく吹き付ける冷気に眠気をさらわれる。

仕方なくティシュを丸めて、吹き出し口に突っ込んでやる。

原始的だけど効果的な一手・・・。

これが旅の楽しみじゃないかと、ポジティブに捉えれば湧き上がる静かなるエナジィ。

 

DSC_7555

 

 

期待という名の固定概念

 

コックスバザールに到着した途端に、通り雨で歓迎された。

隣国のミャンマーとの国境にほど近いこの地域では、ミャンマーの面影もちらほら。

雨上がりのビーチに散歩へ出かける。

ハネムーンで抜群の人気を誇るコックスバザール。

そこは世界最長の海岸線を有する自慢のビーチだ。

白い砂浜と澄み渡る青い海を頭いっぱいに想像しながら、意気揚々とビーチへ向かった。

やがて目の前に飛び込んだのは、延々と広がる閑散とした砂浜と、コヒー牛乳色に輝くベンガル湾だった。

いわゆるリゾートと呼ばれるビーチをイメージしていたばかりに、そのギャップに車中泊の疲れも吹っ飛んでしまったようだ。

遠くの波打ち際では、地元の人だろうか水着になって泳ぐわけでもなく、サンダルを脱いで琥珀色のベンガル湾を堪能していた。

 

DSC_7570

 

「ハネムーンで大人気のビーチでは、誰もが水着になって泳ぐものだ!」なんて誰が決めた。

そんなもん、自分の頭の中で形成された固定概念だろ。

期待と裏切りがこの旅をオリジナルなモノへと彩っていく。

 

さぁ、ビーチの次はコックスバザールの市街地にも赴いてみよう。

続く・・・

豊川 裕之

東京写真学園卒。 写真を撮りながら7ヶ月で25カ国を周り世界一周。 ふとした瞬間や仕草、バランスなど、自分自身の感覚で切り取れるツールが自分にとっての写真であり、魅力だと感じます。 現在はフリーアシスタント・フリーカメラマンとして活動。

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