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うつくしきふつう=うつくしく風変わりStockholm,Sweden=

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スプリングイメージ

 

春。今年はゆっくりと、ゆっくりとやってきている気がする。

1年で最もマイフェイバリットウィークの桜の咲き誇る時期、今週はどこにしようかしら、と昔からどうしてもなに味か理解できない”さくら味”ドリンクを飲みながらPCと記憶を漁る。

 

春、柔らかく、うつくしい。

そして、動物も、ひとも、動き出し、ときどきへんてこな場面にも遭遇する。そんなイメージ。

 

ふと思い出したのは、とても春が似合う、

 

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少し風変わりな北欧色した街。

 

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人見知りストックホルム

 

街人の第一印象は、静か。欧米諸国みたいに、知らないひと同士のちょっとした会話(今日はお天気ねぇetc)はなかったし、道を尋ねるにもすこしひるんだ。

しかし、みななんだかうつくしい。やたらとスラリと伸びる身長のひとが多いからではない。身にまとっているもの、立ち振る舞いがおのおののこだわりをもっているように映る。

 

DSCF1813 (1)

 

そしてほんとうは、新学期クラスに一人はいるような、人見知りなだけで実はむちゃくちゃクレイジー、というエナジィを秘めているひとだらけなんだろうな、という魅力を感じるには、このアートが散りばめられた街を丸1日歩けば充分だった。

 

自由気ままキャンバス

 

そう、風変わり。おっとりしているが”個”をひしひしと感じるこの街で、宝探しのようにあっちこっちで出会う風変わりモーメント。

なんでもない道にはマンホールからおじさんの銅像が出てきているし、やたらとひとが建物の隙間にたかっていると思えば、それは世界一細い路地だったり。(ちなみに一本先のふつう道へは15秒歩けば着くし、でもたかりに並んでせっせと細い路地を歩いた私もいた)

 

くり抜きっぱなしの洞窟のような地下鉄駅には、その数90以上というそれぞれ違ったテーマを持ち塗りたくられている。

 

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街そのものがキャンバスなのだ。

 

そしてそのどれもにこだわりがあり、うつくしい。

 

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そして、やっぱり静か”風”に見えたひとたちも、こだわりを持ち、気ままなだけだった。他人ではなく、自分の好きなことを、興味のあることをやる。

 

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この日はどこからともなくきたクラシックカーが見渡す限りの道路に埋まった。みな自慢の車を詰め放題お買い物袋に入れるように隙間隙間に持ち寄り、最終的に3車線に7台くらいの車の列となった。

もちろん道路は道路としての役割を完全に機能できず、警察も出動、見せびらかしたい自慢の愛車たちは前も後ろも横も行けずみな立ち往生。

謎でしかないその空間。しかし、その車にのるこだわりピープルは、みなとてもいい表情をしていた。

 

 

次にストックホルムを訪ねたら、今度はその一見静かなひとびとに、話しかけてみようと思う。最終的にはこちらが笑わせられるはずだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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タグ
stockholm, Travel, うつくしきふつう, エナジィ, ストックホルム