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By Takehiko TSUBAKINO/FISH NUDIST on 2015.02.27

服を着ていない魚 =Fish Nude #1=

服を着ていない魚、Fish nudeは、文字どおり魚のハダカの写真です。

例えば人間の写真集にファッションモデルの写真と、女優のヌード写真集があるのと同様に、魚の写真集にも、姿や模様が美しい熱帯魚、奇怪な深海魚などを楽しむ写真と、私のやっている、「魚のエロ」を楽しむものがあります。
 
私の撮っている写真の魚は、服を着ていません。
精神的にハダカか、もしくは肉体を露出=sashimiしていて、
カラダの美しさとツヤ。
生きた目線。
立ったヒレ。
呼吸が聞こえてくる魚です。
 

例えばコレです。

天竜川水系 水窪川のイワナとアマゴ

Photo Credit: Takehiko Tsubakino


 

<天竜川水系 水窪川のイワナとアマゴ>

 
実は水の中を泳いでいる魚は、まったく自由でいつも通り、気を抜いているのでまったくSexyではありません。女性が普通に道を歩いていてはイマイチなので、写真集を撮る時は何かしらポーズをとっていらっしゃいますね。
それと同じで、魚にも何かを意識してもらう必要があります。
 
かと言って、人間が「そう、モット腰をひねって!そうッそうッッ」と言ったところで、魚はまったく動きませんので、ちょっと工夫が必要です。カラダが半分、水から出ているものの、ある程度呼吸はできるので元気はある、という浅瀬に寝かせるのです。この写真を撮るために、1時間15分も、格闘していました。

 

次はちょっと刹那系の写真です。

円山川支流 田路川のアブラハヤ

Photo Credit: Takehiko Tsubakino


 

<円山川支流 田路川のアブラハヤ>

 
ヒトケの無い深山で、針を外さずに撮影した小魚。生きている魚だけが持つ伏し目がちな目線。切ないなあ~

 

次は肉体です。

Photo Credit: Takehiko Tsubakino

Photo Credit: Takehiko Tsubakino


 

<淡路島の鰆 御sashimi>

 
例えば鰆(さわら)。切ったときが大変エロい。
露出狂ですね。発禁。
この色合いといい、肉感がすごいでしょう?
 
sashimiの魅力って何でしょうね。
 
それは、実際は死んでいる魚なのに生きている時よりも美しいことです。
生け花とちょっとだけ似ています。

「ド自然」に生えている花も、花瓶に挿し直すことでさらに美しくなりますよNE。
 
今日はこれくらいにしておきます。事始めですからね。
次回はさらに魚の深淵に迫っていきますよ!
 
 
<つづく>
 
 
 
 
 

椿野武彦/FISH NUDIST

書道家として日本語・中国語の書を修めた後、トルコへ2年間のカリグラフィー留学へと向かう。現地では、アラビア語の書を学ぶ日本人として注目を集めたが、留学期間終了に伴い日本へ帰国。 現在は、魚への愛が高じ、写真家としての活動も活発に行なっている。彼の撮るSASHIMIは、既に欧米のメディアを通じて世界へ発信されているが、当メディアでは、彼の作品だけではなく、「魚の最も美しい姿を撮っていきたい」という彼の想い、"魚のエロ本 Fish Nude"と独特の世界観、表現で語られる世界をお楽しみいただきたい。 (編集による紹介)

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