2293 ENERGY

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By Takehiko TSUBAKINO/FISH NUDIST on 2015.08.01

Summer Energy #2 海峡を渡る

市街はボスポラス海峡で二つに割れている。

 

海峡の北はBlack Sea、南はエーゲ海へ繋がり、西岸はヨーロッパ、東岸はアジアに分かれている場所。陸海の交差。エナジィがそびえていたタクスィム広場は、その西岸の丘の上にあるのだ。

 

Photo Credit: Takehiko Tsubakino

Photo Credit: Takehiko Tsubakino

 

広場をゆっくり歩く、一人の男と4匹の犬に別れを告げて。私たちは東へ行く。

 

Photo Credit: Takehiko Tsubakino

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広場から進むと、やがて下り坂が始まる。以前この辺りに住んでいた。懐かしい売店や食堂など一瞥して進む。

 

やがて海峡が見えてくる。坂がどんどん急になる。

 

Photo Credit: Takehiko Tsubakino

Photo Credit: Takehiko Tsubakino

 

モスクもこんな丘にあるから、上から見ても下から見てもサマになる。そしてアジアへ渡るのはvapurという船、大きなものなら数百人は乗れる連絡船のようなものだ。ドドドド、と大きな鼓動で近づいてきて、それに乗り込んでアジアへ。その対岸も丘だ。

 

Photo Credit: Takehiko Tsubakino

Photo Credit: Takehiko Tsubakino

 

エミノニュの港を離れ、アジア側へと向かう。船は中にも外にも座れるが、こうして外に立っていたくなる。

 

Photo Credit: Takehiko Tsubakino

Photo Credit: Takehiko Tsubakino

 

私たちとクロスするように、海峡をタンカーが通過する。

 

交差もエナジィ、船も、丘の落差もエナジィだ。これが、イスタンブールのエナジィの元だ。

 

平坦な街で、川には便利にキレイな橋が架かっていれば、意外と元気が出ない 。げに地形は恐ろしい。

 

Photo Credit: Takehiko Tsubakino

Photo Credit: Takehiko Tsubakino

 

渡った先は、ユスキュダルの市場。私がかつて魚を買った場所だ。魚屋を覗いたが、あの時のオヤジはもう居なかった。

 

Photo Credit: Takehiko Tsubakino

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サンマ以上に大きいZargana(サヨリ)。こんな材料があって御sashimiしないんだから、勿体ない。

 

わざわざ対岸までやってきて、何があるのか。先ずはKanaat Lokantasiのアイスだ。ミルク感がすごいとか、バニラビーンズがどうとかではない、あくまで抑え目。植物の球根などが使用されており、日本でいうと<ユリ根>のようなシブい味だ。

 

Photo Credit: Takehiko Tsubakino

Photo Credit: Takehiko Tsubakino

 

このユスキュダルの丘の途中に、かつて学んだ場所がある。

 

<つづく>

 

椿野武彦/FISH NUDIST

書道家として日本語・中国語の書を修めた後、トルコへ2年間のカリグラフィー留学へと向かう。現地では、アラビア語の書を学ぶ日本人として注目を集めたが、留学期間終了に伴い日本へ帰国。 現在は、魚への愛が高じ、写真家としての活動も活発に行なっている。彼の撮るSASHIMIは、既に欧米のメディアを通じて世界へ発信されているが、当メディアでは、彼の作品だけではなく、「魚の最も美しい姿を撮っていきたい」という彼の想い、"魚のエロ本 Fish Nude"と独特の世界観、表現で語られる世界をお楽しみいただきたい。 (編集による紹介)

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