うつくしきふつう=◯◯な街Melbourne,vol1=
ArtBy Naho Inoue on
カメラはコンデジか当時のiPhone。しかし私を気づけばバックパッカーに築き上げてしまったこの街を、改めて海外編トップバッターにさせて欲しい。
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世界一住みやすい街
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そんなランキングを連覇し続けているなんてつゆ知らず
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どうやらアートが多くて、日本より南極のほうが近い(夜にはビーチにペンギンが現れる)
という情報のみで決めた目的地メルボルン。
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”メェォボン”というなんともわかりにくい発音の街にこの先ほぼほぼ2年、住み込み農業3ヶ月という条件を越えビザを延長してまで惚れ続けるようになるとは想像もしていなかった。
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◯◯な街
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建国200年ちょっとのオーストラリアは、世界中からの様々な文化が積極的に入り混じって形成されている。
特にヨーロッパ色の強いメルボルンでは、英国ベースのイングリッシュをはじめ(G’day Mate!はもはやオージーオリジナルだが)、とびっきりにおいしいエスプレッソはイタリア系移民さまさま、いうまでもないチャイナタウンに、東南アジアで欠かせないパクチーもどこへ行こうが見つかる。
そしてそれらが絶妙なバランスでミックスされてできているオーストラリアカラー、メルボルンカラー。
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◯◯な街というのは、私にとって、”世界一住みやすい街”という素晴らしすぎる称号以上にもっとこう近しく、リアルな表現がある気がしてならないという理由からなのだが、どのワードもひとつにまとめるにはしっくりこないその理由は、すべてが入り混じって初めてメルボルンは形成されるからかもしれないということに気づいた。
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街の象徴のひとつ、真っ黄色のメイン駅交差点、向かいは超モダンなアートセンター、そしてその向かいは歴史的で品のある教会、そしてさらに向かいはローカルに根付いてきたパブというでこぼこな組み合わせ。そしてそれが全く違和感なく共存している。
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動物と人間
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自然とコンクリート
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ヒッピーとスーツ
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北派と南派
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アートとゴミ
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両極端なようで切り離せず、それこそがザッツメルボルン。
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共存の街
そして、変な街。
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そんなすべてを受け入れてくれるようなユニークな街でふつう時間を過ごすひとびとについては・・・また今度
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