4’33” 〜Music.Silent energy 始めます〜
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4分33秒といいて何を思い浮かべるでしょうか。
無音の音楽。現代音楽の一つとして取り上げられる”John Cage”の代表作の一つ。
これが、その譜面です。
通常楽器は五線譜と言われる五本の線の上にある?(音符)を元に演奏しますが、この譜面には
「? TASET / ? TASET / ? TASET (第1楽章 休み/第2楽章 休み/第3楽章 休み)」と書かれているのみ。
演奏者はこの譜面を持ってステージに上がり楽器を構え、指揮者がタクトを構えます。
そこからは「ただ、休符を演奏する」という音楽。
過去にも様々なオーケストラ/プレイヤーに演奏されてきたこの楽曲。
音楽は音符と休符の組み合わせからなるもので、その「休符のみ」もまた音楽の一つ。
ただ、休符とは無音ではなくホールに鳴り響く「音の余韻」「共鳴音」であり、この楽曲は「間(ま)や空間の音/雑音/会場のざわめき」を感じる音楽でもあります。
この楽曲は「禅」からも大きな影響を受けていたとされ、日本人の持つ「間(ま)」「溜め(ため)」に通ずるものがあります。そしてそれは、私たちの考える『静かなるエナジー』と合致しています。
この[silentenergy.jp]ではそんな『音楽の持つ”静かなるエナジィ”』を伝えて行けたらと考えております。
どうぞお楽しみください。
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