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By Takehiko TSUBAKINO/FISH NUDIST on 2015.09.20

Just the two of us 見つめあう二人 =Fish Nude #24=

<二人っきり写真、やっぱりコレ、アブラハヤ>

 

アブラハヤ

Photo Credit: Takehiko Tsubakino

 

山奥の清流で釣りをしても一人。。。田舎だから普通に川で釣っててもそりゃ一人でしょう。この、釣れた魚と二人っきりになり、周りはヤマバトの声しかしない環境のせいで、私と魚はヘンな気分になり、親密になったんです。とにかく子供のころは複数人で釣りに行くのが嫌で、いつも一人で釣りをしていました。私はとにかく「釣り」に集中していたいのに、だれか友人と一緒に行くと、たいてい途中で別の遊びを始めるんです。何を遊んでるんだ、魚が釣れなかったらどうするんだーーーーッ!!!! 魚を釣れと言ったら釣れ! もーイライラするぅ!! ・・・みんなは川に「遊び」にきていて、釣りもして石投げもして、、というつもりだったんだろうに、、、ぜんぜん気づいていませんでした。「遊ぶ」っていうことを理解してなかったのかな? そりゃ噛み合わないですね。。。そんな風に思いを巡らすなんて私もオトナになったなあ。笑 

 

 

釣りをしないときは、網をもって用水路を歩き、道路の下のトンネルまで歩き回ったものでした。これも一人 笑。トンネルの中を歩くので、たいてい頭には蜘蛛の巣が付いており、水路の底を浚っては小魚を捕っていたので、農業用水の管理にけっこう貢献していたと思います。つねに水路掃除。だいたい、ここの水路にはシマドジョウが、あっちの水路にはオイカワがいる、というふうに、魚種が決まっていました。先日田舎に帰ったときに25年ぶりに確かめたら、やっぱり同じ場所にシマドジョウが居たんです。本流と違って生態が保存されやすいのかもしれないですね、半分隔離された場所ですから。

 

溝浚いの話はこれくらいにしまして…

 

 

<アマゴ、10センチくらいの稚魚>

 

Photo Credit: Takehiko Tsubakino

Photo Credit: Takehiko Tsubakino

 

ツヤツヤの魚体に、はっきりしたパーマーク、あざやかな黄色のヒレ。これが若さです。

 

 

<完全な稚魚からやや成長した須磨の小鯛>

 

須磨の小鯛

Photo Credit: Takehiko Tsubakino

 

文句無しに美しいヒレ、

あと、なんといってもお腹から尻ビレにかけてややふくよかに肉がついてきている。

 

これイイですね。

 

やや小鯛の身体を起こして撮ってみました。チャンスは数秒だけに角度を見つけたその時の集中と、興奮度、そのあとの放心が気持ちよくて、やめられません。

 

やっぱりこの25cm以下の魚の姿が好きなのがベースにあって、それより大きくなるとウロコが固くなって撮れないけども、それをsashimi、つまり身体の中身に求めてるんだな、と。原点をちょっと振り返りました。

 

<つづく>

椿野武彦/FISH NUDIST

書道家として日本語・中国語の書を修めた後、トルコへ2年間のカリグラフィー留学へと向かう。現地では、アラビア語の書を学ぶ日本人として注目を集めたが、留学期間終了に伴い日本へ帰国。 現在は、魚への愛が高じ、写真家としての活動も活発に行なっている。彼の撮るSASHIMIは、既に欧米のメディアを通じて世界へ発信されているが、当メディアでは、彼の作品だけではなく、「魚の最も美しい姿を撮っていきたい」という彼の想い、"魚のエロ本 Fish Nude"と独特の世界観、表現で語られる世界をお楽しみいただきたい。 (編集による紹介)

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