ビーチよりも魅力的
世界有数の人口密度を誇るバングラデシュ。
バングラデシュ国内において、ハネムーンの旅行先として抜群に人気の高いビーチに来てみたものの、琥珀色に輝く遠浅のベンガル湾を目の当たりにし、想像していたエメラルドグリーンのビーチとかけ離れていたことに幾何の絶望感を感じていた。
気を取り直し、繁華街へと出かけてみた。
閑散としたビーチとは対象に、そこには黒光りしたベンガル人が溢れんばかりのエナジーでひしめき合っていた。
?
?
首都のダッカと同様、人力車やオートリキシャ、そして人、人、人。
?
?
?
人々から漲るエナジー
通りには街灯がないため、それぞれの店から漏れる明かりが街中を照らす。
通りの傍で海産物を売る商人も、ロウソクのような明かりを店頭に灯し商売をしていた。
オレンジ色の炎に照らされた彫りの深いベンガル人の表情が印象的だった。
?
?
なぜだか街の雰囲気を懐かしく感じた。
自分が生まれる前の日本にもこんな時代があったような気がする。
環境が整っていなくとも、生きることに執着をもって走り続ける。
なんだかそんなエナジーを肌で感じた。
?
?
外国に行くと必ず行くのが市場だ。
現地に住む人にとって生活と直結する場所であり、現地のリアルが垣間見える興味深い場所だ。
次回はバングラデシュの市場にも行ってみよう。
?
続く。。
?
