The motion & The moment. #ゲバラシティ・サンタクララ
ArtBy Hiroyuki Toyokawa on
ゲバラシティ・サンタクララへ
ハバナのバスターミナルから、次なる都市・サンタクララへ向かう。
チェ・ゲバラが眠る場所として有名な場所。
バスターミナルには、小さな売店と待合用の椅子があるのみ。
売店の向かいにはキューバ国旗とテレビ。
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ハバナの郊外を抜けると、バスの車窓から望む景色は延々と広がるジャングルだった。
古い街並みとオールドカーのイメージが強いキューバだが、実際はジャングルに囲まれた島国なんだと感じた。
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サンタクララに来る観光客のほとんどは、チェゲバラの霊廟を観にくるらしい。
見上げるほどの大きなゲバラの銅像。
その台座にはチェ・ゲバラの名言である「Hasta la Victoria Siempre(常に勝利に向かって)」という言葉が刻まれている。
小学生が遠足で来ていたようだ。
石碑に刻まれた、ゲバラの言葉を大きな声で朗読していた。
皆一様に、白いシャツとあずき色の制服を着ていた。
サンタクララの中心部は、ハバナと比べてとてものんびりしている。
四角く囲まれた公園を中心にバーやコーヒーショップなどが広がっている。
公園に置かれたベンチでは、何をすることもなく地元の人たちがのんびりと夕涼みをしているようだった。
日が沈みきると、街灯があんまりたかれていない街中は暗い。
車のヘッドライトやホテルのネオン、お店からこぼれる明かりが街中をそっと照らす。
キューバンタイムがゆっくりと静かに流れていく。
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続く。