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By Takehiko TSUBAKINO/FISH NUDIST on 2015.03.14

ベラとキス 魚体の神秘 =Fish Nude #3=

幼少の頃から、釣り上げた魚を、すぐにバケツに入れればいいのに、無駄に眺めたり触ったりしてましたね…時間を忘れます。夕方暗くなって周りが見えなくなる限界まで釣ります。そのころになると、カゲロウみたいな虫が舞ったりして妙によく釣れる。でも帰らないといけないしでも釣れるし…。この気分毎回。今でも変わりません。子供より諦めが悪い(笑)

 

夏を過ぎて9月下旬。PM 5:30。

 

須磨海岸にはもう人も疎らで5人くらい。釣り上げた魚が夕日に当たった姿が良くて、真昼よりイイなあ~と思って色々撮ってるんです。

まず、瀬戸内海、神戸ではお馴染みの釣り魚、ベラです。

ベラ

Photo Credit: Takehiko Tsubakino

<このヒレの張り、口が卒倒モノ〉

 

刺身や塩焼きがうまいんですが、この魚のヒレが良いんですよ。そもそも、こんな色柄の魚撮って、熱帯魚みたいじゃないかと思われるかもしれませんが心眼で見れば、色柄なんて関係ありません。張ったヒレと上品な口だけを見てくださいね(笑)

 

ベラって、小さいものは、すべてメスなんです。これは、大きくなってるので、オス。でも昔メスだったんですよ。青色が出てきて、顔に隈取りができる。メスはもっと、シンプルです。

ベラのメス

Photo Credit: Takehiko Tsubakino

<ベラのメス>

はい、これがメスです。チョット昼間でどうかな…と。でもなかなか良い。

 

そしてそして、キスです。キッス。(小学生みたい)

キス

Photo Credit: Takehiko Tsubakino

〈これまたPM 5:30の西陽キス。時刻は重要です〉

 

陶器か硝子か、キスは魚を超えた魚。砂地に棲んでるから背中は砂の色。薄桃銀のお腹との間の、柔らかいノコギリのような模様。柔らかすぎて形容できない… ハァ ため息しか出ません。

 

<つづく>

 

椿野武彦/FISH NUDIST

書道家として日本語・中国語の書を修めた後、トルコへ2年間のカリグラフィー留学へと向かう。現地では、アラビア語の書を学ぶ日本人として注目を集めたが、留学期間終了に伴い日本へ帰国。 現在は、魚への愛が高じ、写真家としての活動も活発に行なっている。彼の撮るSASHIMIは、既に欧米のメディアを通じて世界へ発信されているが、当メディアでは、彼の作品だけではなく、「魚の最も美しい姿を撮っていきたい」という彼の想い、"魚のエロ本 Fish Nude"と独特の世界観、表現で語られる世界をお楽しみいただきたい。 (編集による紹介)

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