南米ボリビア・ウユニ。

『一生に一度は見たい絶景』を見る為にこの国にやってきた。

3600mという標高からくる地味な頭痛に耐えつつ、ウユニ塩湖の玄関街のウユニへとやってきた。

ウユニの街にはたくさんの観光客で賑わっていた。

どの旅人も当然、ウユニ塩湖に行く為にやってきたのだ。

街の中心にあるツアー会社で、ウユニ塩湖に行く為の手段を確保し、

いざ塩源へと向かった。

 

ウユニの街を外れるとすぐに荒野が広がる。

草と砂の地面と、雲と空のコントラスト。

こんな荒野のどこに、あの絶景があるのだろうか。

 

 

 

 

同じような光景を眺めていると、急に目の前が拓けてきた。

拓けた向こうにキラキラと光る水面が見えた。

ついにウユニ塩湖に到着したようだ。

 

 

 

 

 

＜青と白の世界＞

 

ウユニ塩湖を熟知したドライバーが、絶景の中の絶景を求めてさらに奥へと進む。

やがて、車窓から飛び込んできたのは青と白の世界だった。

もはや、右とか左とか、上とか下とか。

どこか別の空間に来てしまったかのような感覚に陥った・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

青と白が作り出す幻想的な世界は、なんともダイナミックだった。

風が吹き抜ける音のみが存在するだけだ。

地球が作り出す絶景は、静かなるもダイナミックな空間だった。

到底、人間なんかの力が及ばないほどのエナジィを目の当たりにした。

 

 

 

続く。