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クリア113時間『Library Of Ruina』が、ペルソナ5を抜いて物語の長さでギネス認定

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クリア113時間『Library Of Ruina』が、ペルソナ5を抜いて物語の長さでギネス認定

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ゲームメディアAUTOMATONが、韓国のインディースタジオProjectMoonの『Library Of Ruina』が「キャンペーン/ストーリーが最長のビデオゲーム」としてギネス記録に認定されたと伝えています。認定時間は約113時間で、『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』を12時間上回りました。nn面白いのは、ギネスが算出方法を明かしていない点を記事が掘り下げているところです。クリア時間集計サイトHowLongToBeatの数字と一致すること、放置ゲームなどもっと長い作品もあることまで触れていて、「ゲームの長さを測る」という一見つかみどころのない記録の中身が見えてきます。

高難易度図書館バトル『Library Of Ruina』、「世界一ストーリーが長いゲーム」としてギネス記録に。クリアまで約113時間、『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』を上回るとの認定 (AUTOMATON)

出典:高難易度図書館バトル『Library Of Ruina』、「世界一ストーリーが長いゲーム」としてギネス記録に。クリアまで約113時間、『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』を上回るとの認定(AUTOMATON)
出典:高難易度図書館バトル『Library Of Ruina』、「世界一ストーリーが長いゲーム」としてギネス記録に。クリアまで約113時間、『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』を上回るとの認定(AUTOMATON)

韓国のインディースタジオProjectMoonが手がけたゲーム『Library Of Ruina』が、「キャンペーン/ストーリーが最長のビデオゲーム」としてギネス世界記録に認定されました。認定されたプレイ時間は約113時間です。これまで最長とされていたのは、大作RPG『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』の約101時間で、それを12時間上回ったことになります。

ゲームのクリア時間にギネス記録があるの?と思った人、けっこう多いはず。しかも出てくるタイトルは、遊んだことがない人には名前だけでは中身が想像しにくいものばかり。なので今回は、登場するゲームがそれぞれどんなものなのか、そして「物語が世界一長い」ってどう測ったのかを、順番にほどいていきます。

『Library Of Ruina』ってどんなゲーム?

舞台は、招待状を持った人だけが訪れることのできる不思議な図書館です。ここに来れば貴重な本が手に入る。ただし、図書館での戦いに負けたゲストは、本にされてしまいます。

主人公のローランは、招待状を持たずにこの図書館に迷い込みます。そこで館長のアンジェラと出会い、「たった一つの完全な本」を手に入れる手伝いをする条件で、司書として働くことになります。プレイヤーは司書たちを率いて、やってくるゲストと戦い、本を集めていきます。

戦い方はサイコロと「ページ」と呼ばれるカードの組み合わせです。毎ターン、まず速度のダイスを振ります。相手がどう動くかを見ながら、どのページを使って誰を狙うかを決める。基本は速い順に処理され、どちらかが全滅するまで攻防が続きます。敵も味方も同じルールで戦うので、相手の手を読んで組み立てる感覚は、対戦ゲームのそれにかなり近いです。

ルールは複雑で、難易度も高めです。それでもSteamのユーザーレビューは約4万1000件のうち94%が好評で、「非常に好評」の評価を得ています。PC(Steam)のほか、Nintendo Switch、PS4、Xbox Series X|S、Xbox Oneでも遊べて、日本語にも対応しています。

前作『Lobotomy Corporation』と、比べられた『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』

『Library Of Ruina』は、2018年に出た前作『Lobotomy Corporation』と世界観を共有する続編です。前作は、得体の知れない存在を閉じ込めた施設を管理し、職員を指示してエネルギーを取り出していく、ちょっと不気味な管理シミュレーションです。こちらもクリアまでのストーリー時間は58.5時間と記録されていて、もともと長い。ProjectMoonはその後、基本プレイ無料の『Limbus Company』も運営していて、今もアップデートを続けています。

一方、これまで「最長」だった『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』は、アトラスの人気RPG『ペルソナ5』の完全版です。東京で高校生として学校生活を送りながら、放課後は仲間と一緒に悪い大人の心の中に潜入して戦う。1日ごとにカレンダーが進み、1年近い日々を過ごすので、もともと「長いRPG」の代表格として知られていました。

大きなメーカーの大作を、韓国の小さなスタジオの作品が上回った。数字の上ではそういう話です。

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「物語が世界一長い」ってどう測ったの?

ここがいちばん気になるところかもしれません。
ギネスはこの記録について、メインキャンペーンのクリアタイムだとしていますが、どうやって計算したのか?

実のところ、何を参照したのかは明らかにされていません。ただ、元記事のAUTOMATONがひとつの可能性を挙げています。ゲームのクリア時間を集めているサイト「HowLongToBeat」です。このサイトはプレイヤーが自分のクリア時間を投稿し、その平均を載せる仕組みで、本筋の目標だけを進めてエンディングを見るまでの時間を「Main Story」として集計しています。そのMain Storyを見ると、『Library Of Ruina』は113時間、『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』は101時間。ギネスの数字とぴったり一致します。

つまり「世界一長い物語」は、世界中のプレイヤーが実際に遊んで、エンディングまでにかかった時間を持ち寄った結果である可能性が高いわけです。大勢のプレイヤーが一本ずつ遊び切った記録を積み重ねた数字です。

ただ、同じHowLongToBeatのMain Storyには、もっと長い平均時間のゲームタイトルも並んでいます。放置ゲームの『NGU Idle』は1591時間、『Melvor Idle』は1394時間。『Football Manager』シリーズのようなシミュレーションゲームも113時間を超えています。

とはいえ、放置ゲームはほったらかしで時間が進むものなので、「物語の長さ」と同じ物差しで比べるのは難しいです。どんな基準でジャンルを区切ったのかもはっきりしないため、今回の認定は、すべてのゲームのクリア時間を並べて比べた結果ではなさそうだ、とAUTOMATONも書いています。

それでも、物語を読み進め、戦いを重ねてエンディングにたどり着くまでに113時間かかる作品であることは変わりません。

113時間ぶんの物語を作り切ったスタジオ

ここで気になるのは、作り手サイド。プレイヤーが113時間かけて読み進める物語は、誰かがその分だけ書き、戦闘の一つひとつを組み、調整してきたものです(なんなら膨大なテスト時間も…)。ProjectMoonは前作で58.5時間ぶんの物語を作り、続編でその倍近くまで積み増し、さらに運営型の新作でも物語を書き続けています。

格ゲーをやっていると、1つのコンボを手になじませるだけで何百回も同じ練習をします。それと同じで、長い物語も一晩では生まれません。一章ずつ、一戦ずつ足していった結果が113時間です。

ProjectMoonは10月27日、韓国語と英語で「Longest videogame campaign story」と記したポストを公開し、本やトロフィーの絵文字を添えてこの認定を報告しました。

韓国のProjectMoonが前作58.5時間から続編113時間へ、物語を一章ずつ書き積み、ギネス認定に届いた

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AUTOMATON, HowLongToBeat, Library Of Ruina, ProjectMoon, インディーゲーム, ギネス世界記録, ペルソナ5 ザ・ロイヤル, 長編RPG
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